日々雑感

2012年4月5日曇り雨

 

 

〜「品格」とは〜

 

 

久しぶりに書き込みます。

 

 

その間結構忙しくさせてもらっていますし、今もバタバタしていますけど4月になったので少しはここにも書かないといけないという強迫観念がはたらいてしまいました。

 

 

 

今日はスポーツにおける品格について・・・・・

 

 

息子との会話は最近殆どがサッカーの話、ハンドボールをやっている息子が「それでいいのか」という話は別としてですが・・・・。そして欧州CLの決勝トーナメントでのバルサVSミランの話で昨日今日と話をします。バルサの芸術的なパスサッカー、そして統率力、勝利に向かっての飽くなきモチベーションの高さは素晴らしいものがあります。

 

スペインの国内リーグではバルサのライバルのレアルマドリードが首位を独走していますが、スペインでの人気が最近逆転してバルサの支持が多くなったそうです。これはひとえにマドリーの監督モウリーニョの勝利至上主義がサッカーファンの失望を大きくさせたのが原因かもしれません。彼の哲学は「敵は何時でも敵であり味方ではないのでどんな手を使ってでも勝ちに行く」というもので、その言動は他のチームや審判への暴言、敵チームのコーチへの目潰し等の行動に表れています。

 

トップがそう言う人だから選手もマドリーの今までの選手にはない卑劣な反則や他チームの選手への侮辱などもするようになりました。C.ロナウドなんか典型的のモウリーニョの影響を受けてヒールになってしまいましたよね〜?メッシノ手を踏んづけたぺペもそうなんでしょう。私なんかが見てもジダンがいた頃のレアルとは違ったチームになっているような気がします。

 

会社組織で言えば「モラルハザード」ってヤツなんですね。

 

 

 

対象的にバルサは少し自由さは欠けるにしても監督の下で自分たちの理想とするものを追い求めているところに息子の好きになった理由があるのかもしれません。息子は私が拝み倒してハンドボールをやっていますが、そのチームカラーはマドリーっぽいところがあり「勝ち」を優先させます。経験者の親たちも多い中で勘違いしている人もいてモンスターになりかけているのではないかと感じることもあります。中学校なので部活は教育の一環とするならばそれは間違いで、自分たちで考えることを優先し実行し、目標に向かってトライ&エラーを繰り返すことが良いと思いますが目先の勝利にこだわるのです。そして、一番私が中学校の子供たちの試合で気になるのが得点をしたら相手のコートサイドでガッツポーズをすることです!相手に対しての気遣いが全くないのがショックであり、驚いたというか怒りを覚えたのでした。

 

 

今、私は息子をハンドボール部に入れたことを少し後悔しています。息子も他チームメイトと上手くやってはいますがめったに愚痴を言わない彼が「あのテンションにはついて行かれん」と言いました。私みたいにエキセントリックではないので我慢するでしょうがさせてる親としては失敗だったかも、親のエゴだったかもと思ってしまいます。

 

 

 

悩みが多いこの頃です!