2011年12月20日
〜二代目の悲劇〜
昨日は北朝鮮の総書記の死亡でニュースはその特集ばかりでした。
小泉元総理が訪朝してからは一向に拉致問題は放置され続けています。これは政府の怠慢だと言わざるを得ませんよね?外交の中で1年ごとに総理が変わる日本にどの国だってまともな交渉をするとは思えませんので、北朝鮮だけでなくどの国も信用がなくなっていっているんでしょう。
さて、北朝鮮は世襲で三代目になりそうですが、会社に置き換えると創業者が築き上げたものを二代目がそれに甘えて暴走し、社員を疲弊させたという典型的な例です。大王製紙と同じでしょうね〜。同族会社は一面家庭的な社風で居心地がいいとも言いますが、二代目のかじ取りが間違っていたら会社は大きく傾きます。国家や大企業ではなく中小企業にあっては会社を継ぐことはまた難しくなってきているのも現状です!
また、イデオロギーそのものに何にも云うことは無いのですが、北朝鮮の人々を貧困に追いやってことを考えると指導者としてはやはり疑問符が残ります。
二代目にはちゃんと叱ってくれる番頭さん的な人が必要です!周りにイエスマンばかり集めるから悲劇が怒るわけで二代目には煙たがられても一人前になるまでは、直接意見を言える人を育てておかなくてはいけないんですよね〜。
まさに花登筺さんの脚本の「あかんたれ」、「ほそうで繁盛記」、「番頭はんと丁稚どん」の世界ですが、口うるさい人間の意見を聴ける二代目の器量が大事になってくるのではないでしょうか?
二代目と言うのはとかく先代の影と戦う毎日です!