2011年11月30日
〜言葉の重みが無くなっている今〜
防衛省の沖縄局長の不適切発言について少し考えています。
更迭は当然として、この官僚には「公人」としての自覚が著しく欠けていますよね〜。沖縄という場所の認識が無さ過ぎ、15,6年前に中学生がアメリカ兵に暴行を受けたということを忘れているのでしょうか?人事権のある防衛大臣も自覚がないので一緒に辞めたらどうでしょう!東日本の震災の時に災害の時に身を粉にして任務に当たった隊員の名誉まで傷つけられたようになったモノですよね〜?情けない話です!
多分この官僚は、一見上手い例え話と思って発言したのでしょうが、こういう場合に限って特定の人を傷つけます。
これは職場でも同じことでミスした部下を上司が怒るときに上手な比喩と勘違いしてしまい、逆に部下の触れてはいけない部分に触れてセクハラやパワハラで訴えられることだってあり得るわけです。
職場でのハラスメントなら個人的な紛争で終わりますが、この官僚は沖縄県民全てにハラスメントしてしまったのと同じではないでしょうか?
一世代、二世代の人と現在の人(私も含めて)との決定的に違うのは「語彙」の多さではないかと思います。月に1冊も本を読まないのですから語彙が不足するのは当然だと思います。私のように50歳過ぎると語彙の不足に加えて、何と言おうか思い出せない時もありますので非常に気を使って喋らねばと思うのです。