2011年3月22日
震災から10日余り経過しました。私の出来ることと言ったら節電とか募金くらいしかできませんが「できること」をやることが大事ではないかと思います。こんな状況で募金やボランティアが偽善かそうでないかの議論は無意味で一人一人の自覚が大事ですよね〜?
やはり気になるのは原発事故の件で、どう見ても関東や東北が安全だという保証は無いように思えます。フリージャーナリストが取材したときに「ガイガーカウンターが振り切れた」なんていう記事も出ていますので、政府の会見は鵜呑みにしてはいけないと思います。会見と言えば震災後の政府関係の会見で一番安定感のあったのは統幕長の会見でした。記者の何度とないバカな質問に毅然とした態度で対応している姿を見ると「やっぱり非常時に頼りになるのは軍人なのか」とがっかりしてしまいます。がっかりというのは仮にも戦後民主主義の政治の中で本当のシビリアンが育っていなかったという意味でがっかりしているのです。おまけに閣僚のパフォーマンスだけのヨレヨレの作業服姿とのギャップもそう思わせたのかもしれませんね〜。会見するときはスーツだろ!!
それに農作物や海水にすでに影響が出ている様子・・・・「放射能汚染の健康被害なんてずっと後のことだから、今は隠しておこう」と閣僚や官僚たちが画策しているのであれば殺人を犯しているのと同罪です!過去にも薬害エイズや肝炎などもそうでしたので、このことも我々がしっかりと監視をしないといけないと思います。どちらにしても被災者の方の救済と原発事故の最前線で戦っている人の無事を祈る(この場合別に神様に祈るという意味ではありません)ことしかできない無力さを嘆いている私です。