2010年12月2日
民主党の相次ぐ失言はとうとう皇族までに及びましたね〜。いくら左がかった政権とはいえ憲法上の天皇や皇族の法的位置まで否定するのでしょうか?いや、ただ無知だったのでしょうがそれにしても「早く座れ」って議場で言ってはいけませんよね!だからって自民党のほうが良いのかと言うとそうではないのです。彼らも政権を奪取する意気込みが無さ過ぎで、なんだか影が薄いでしょう。今がチャンスなのに国会延長せず閉会してしまうなんてもう正月気分なんでしょうかね〜。総入れ替えしたらいいのに!
さて、その民主党政権が先月、新たな雇用に関する奨励金を施行してきました。それが「既卒者育成支援奨励金」です。卒業してから3年以内職が無い人を雇ったら給料の一部を負担してあげるという旨のお金です。新卒の内定率が悪いのは何度も言いますが企業側の採用の方法と学生側の偏った「大企業重視」の求職活動のミスマッチによって起こったものです。この奨励金は唯の対処療法にすぎませんよ〜。根本の問題を棚上げしては何の解決にもなりません!
ではどうするか?・・・・・学生は大企業ばかりに就職活動せずに中小企業にも目を向けさすように大学側も教育させる。企業側も23歳なら採用しますが26歳では採用しませんなんて言わないで、ちゃんと賃金制度や評価制度を見直して年齢による差別を無くすような制度構築をすることです!もうちょっと過激なことを言うのなら、労基法も改正すべきです!今の解雇法理では既存の労働者を保護しすぎで、一定の補償のもとに整理解雇をフレキシブルにできる法律に改正することではないでしょうか?
私にだってこれくらいのこと分かるのに、政治家や官僚の人は分からないわけではありません。不作為は故意よりも罪が重いと私は思うのです。