日々雑感

2010年11月25日晴れ曇り

 

今日は「憂国忌」、つまり三島由紀夫が自決して40年経ちました。今、私が思うのは三島由紀夫という作家の価値よりその死に方がショッキングすぎて、若い世代に受け入れられないのではないかとその方が心配になっています。それより前に若い年代には「本を読む」という習慣が無くなってきているのかもしれませんが。

 

私も偉そうなこと言える立場じゃないですけど、三島由紀夫と川端康成の小説を1冊読めば美しい日本語に触れられるのではないかと思います。

 

三島由紀夫って現在TVに出ている文化人の元祖ではないのでしょうかね〜??思想や性癖などはこの際置いといて、斬新的な人であったことは間違いないですよね?そして、あまりの自意識過剰により、また世間のイメージどおりに立ち振るわなくてはいけないという強迫観念からテロに近い行動をとらざるを得なかったかもしれません。何より当時に日本人の精神文化の衰退を嘆いていた人の一人でしょう。「じゃあ、日本人の精神って??武士道なのか??」と言うとそうではないような気がしてきているのです。

 

複雑な外交や経済に立ち向かうのは精神論だけでは無理でしょう。だけど、日本人なら心のどこかに「清く。正しく」生き抜きたい願望はあると思います。願望は願望なわけで・・・・実際は時に意地汚く、狡猾で、猥雑で、自己中心的に生活している人がほとんどではないでしょうか?

 

私だけそんな考えだとしても、それでも生活して家族を養うことを優先します。人それぞれ生きて行く方法は違いますから「清く、正しく」ありたいと思っていても、世間がそうさせないことだってありますよね??少し責任転嫁をしましたけど「憂国忌」に思ったことを書いてみました。