2009年4月20日
この頃スポーツニュースを見ながらつくづく思うのは、日本のサッカーのレベルに低さに落胆してしまう。W杯の最終予選もなんだか危ないが、最近はTVでイギリスなどのヨーロッパのリーグ戦を放映しているのでどう贔屓目に見えても彼らに勝てる要素がないのだ。
それでもなおかつスポーツマスコミは岡田監督の「W杯で4強に入る」と言う戯言を垂れ流しているのが不思議である。批判的なことを書けば取材させないという協会の意向なのか?そうであるならばこの国のジャーナリズムはスポーツだけではなく、どの分野でも北朝鮮や中国と大して変りないようにも思えるのである。
批判があってこそ社会は成熟していくのであって、無ければだれも考えようともしなくなる。これは国民が総白痴化しても不思議はない。昨日はオシム前監督のインタビューで日本人のゴールの決定不足について「彼らはサッカーをしていない。サーカスをしているのだ」と言っていたが、これは的を得ている言葉である。哲学者然としている彼は直接的には物事を言及していないが、つまりはこういうことだ。「おめーら、どうやったって今のままのサッカーやってたら100年たってもヨーロッパのサッカーに追いつけるもんか!ボールを持ったらゴールに蹴りやがれ」と言っているのだ。
どうやったら目的に達することが出来るか・・・・これは何にでも当てはまることで、まずは考えなくてもいいから目的に向かって動いていこうと私は解釈している。
今日の曲・・・・スキマスイッチ「藍」