2006年12月31日
昨日は昔からのメンバーで忘年会。たまにしか会わないが会うと昔話に花が咲くので嬉しくなるが、その中でも同級生が自殺したことを聞かされちょっとショックだった。人の運命なんて分らない。明日は私が死んでいるかも知れないが、どんなことがあっても自分から命を絶つようなことはよくないことだ。
時々思うがこの頃の人間は寂しさに耐え切れないで道を外してしまうことが多いのではないだろうか?しかし、結局は自分で判断し、行動しなければいけない。そんなときに友人が助けてくれるとは限らないし、親や子も支えにならないときがほとんどである。例えようのない孤独感や焦燥感は自分自身で振り払わないと誰も振り払ってくれないと覚悟していた方がいいのである。私だってそんなに強くはないし、むしろ打たれ弱い方ではあるがそれでも何とか凌いできているのだ。
ところで私の今年記憶に残った一番清々しいニュースは甲子園ではなかろうか?久しぶりに高校野球で高校生らしい正々堂々とした戦いは凄く感動した。試合終了となった王子と田中君は実に見ごたえがあった。空振り三振した後の田中君のはにかんだ笑いが印象的だった。ただこの頃の高校野球はいとも簡単にホームランが出るのでこれが心配だった。それから、クラブ活動に対して少し金がかかりすぎているのも気にかかる。これは小中高の生徒に野球だけではなくどのスポーツにもあてはまるが、もっと質素にするほうが見ているものにとってはグッと来るのだが・・・。
いずれにしても来年はもっといい年でありたいと願っているし、私もいい年にするように努力していかなければいけないだろう。
今日の曲・・・吉田拓郎「新しい朝」