2006年4月17日
今日は快晴!だが風が冷たい。昨日、鹿野に行って寒かったのか家人が風邪をひいたらしい。こうなると家の機能がストップしてしまうのでこれ以上悪くならないことを祈るばかりである。家事はやってみると結構な重労働なのを私は身をもって知っているので、やりたくないのだ。
この前から北朝鮮の拉致事件についてよく報道しているが、全く理不尽な話で拉致家族の方の話を聞いていると気の毒なのを通り越してどうしてよいか分らなくなる。世界の国家の中でこのような前近代的な国があることに憤りを感じてしまう。でもよく考えてみると通貨の偽造や麻薬の精製なんて日本が無理やり作った満州国とおなじなので我々は何も言うことが出来ないのかなとも思う。しかし何も罪のない人を・・・・と思うとやはりやりきれないのも確かなのではあるが、外交と言うものに力を入れてこなかったこの国の不作為が拉致家族を悲しみに陥れているのだろう。思想や宗教は人間の善意までも変えてしまうのがとても怖い。勘違いもここまで来るとどうなんだろう??自分もどう勘違いしているのか不安である。
勘違いと言えば、山口県の人もかなりなものである。「総理大臣を7人も輩出した」と威張っているひとが多いが、それは山口県の人間が優秀なわけではなく、派閥政治が招いた結果たまたまそうなっただけなので自慢することではないのではと思う。優秀な山口県人は明治維新の前に死んでいるのだ(たとえば吉田松陰とか久坂玄端)。今の官僚制や旧陸軍なんかは山口の人間がつくったもので他の県の人にはずっと謝らなければいけないような気がしてならない。ん~今日はちょっと自虐的になってしまったのでここら辺でやめておく。
今日の曲・・・尾形大作「吉田松陰」